川崎市内の小中学生の皆さんが、地球温暖化をテーマにアート作品を制作しました。
この脱炭素アートは、日本理化学工業のキットパス(川崎ものづくりブランド認定製品)を使用して描かれています。
※川崎ものづくりブランド キットパスとは
https://www.k-monobrand.com/category/ninteikai-ja/02nd-ja
川崎市立橘中学校 美術部
『緑のある未来』
私たちの住む川崎はかつて工業地帯が多く、「公害のまち」と呼ばれていました。しかし、近年私たちは公害に気をつかい、段々と美しい環境「緑のまち川崎」と呼ばれるようになりました。その美しい景色を世界に広めたいと思い描きました。緑ある大切なこの風景を、未来につなげていけるようにしたいです。
川崎市立東橘中学校 美術部
『未来に向けて COOL CHOICE』
人と動物とが暮らしやすい、共存できる未来。排気ガスを出さない車。簡単ではないけれど、あきらめない。小さくて地道なことでも続けていれば未来を明るくできるという意味を込めて「道」をコンセプトにこの作品を制作しました。色を鮮やかに、雲や車に表情を付けることで「笑顔のたえない世界」を表現したので見てほしいです。
川崎市立住吉中学校 アニメ・美術部
『光輝く未来へ』
太陽の恵みで私たち人間や動物、植物は生きることができます。
CO2を少しでも減らし、太陽エネルギーで動く社会の実現を願って描きました。
ソーラーフラワーやソーラーカー、そして中央の子どもに明るい未来をたくしています。
川崎市立宮前平中学校 2年 上野 璃々
『過ぎていく時間』
地球温暖化は私達が何気なく生活している間にも進行しています。日常でのささやかな行動でさえ、動植物、そして自らを傷つけているかもしれません。
タイムリミットがある中で、皆で協力して美しい地球を守っていきたいという思いを込めて制作しました。
川崎市立稲田中学校 美術部有志
『豊かな未来へGO!』
この作品を描く時に意識したことは、過去と未来の差です。環境が汚染されて悲しんでいる過去から、キレイで笑顔になっている未来の様子を描きました。工夫した点は、地球や地球を取り囲んでいる矢印のグラデーションです。左側は黒や紫を混ぜたり、右側に白や黄色を混ぜたりして過去と未来を表現しました。
内藤アカデミー 放課後スクール 5年生・6年生
『二つの選択肢』
向かって右側には自然あふれる理想の地球を、左側には避けるべき地球の姿を想像して描きました。北極の氷がとけ、ごみにまみれた地球は、一人ひとりの小さな努力と協力で防ぐことができると思います。どちらの地球を選ぶかは私たち次第です。
2022年11月4日から12日までノクティ渡り廊下で展示しました。
川崎市地球温暖化防止活動推進センターのスタッフとイラストレーター”ゆうのうえん”が2030年の脱炭素川崎のイメージを作品化しました。