こんにちは!CCかわさき交流コーナーです! https://www.cckawasaki.jp/kwccca/ 川崎市地球温暖化防止活動推進センターだより エコちゃんず通信 No.57 2024.3.31発行 エコちゃんず通信は、CCかわさき交流コーナーにある川崎市地球温暖化防止活動推進センターのニュースレターで年4回発行します 1ページ 2月13日(火) 臨海部フォーラム開催 川崎市臨海部では2023年に「100年に1度のビッグプロジェクト」が本格的に動き出しました。 そこで「臨海部の脱炭素社会づくりと市民・中小企業の役割」をテーマにフォーラムを開催しました。 128名(会場参加69名、オンライン参加59名)の参加がありました。 基調講演は、「臨海部の脱炭素化と川崎の未来」をテーマに地球環境戦略研究機関(IGES)上席研究員の藤野純一氏が行いました。 川崎市臨海部国際戦略本部カーボンニュートラル推進担当課長の江﨑哲弘氏からは「臨海部ビジョンの概要」の発表がありました。 パネルディスカッションは、臨海部に立地している日崎工業株式会社代表取締役の三瓶修氏と川崎市地球温暖化防止活動推進センター長の庄司佳子よりプレゼンがあり、その後 「臨海部の変化と市民、中小企業の役割」について議論しました。 このディスカッションを通じて、臨海部ビジョンと産業の脱炭素化への理解を促進する必要性が明らかになりました。 なお、共催を川崎市産業振興財団、後援を川崎市、SDGsプラットフォーム、CC川崎エコ会議、特定非営利活動法人産業・環境創造リエゾンセンターにしていただきました。 基調講演スライドより 川崎臨海部フォーラム  川崎臨海部の脱炭素産業拠点への大転換と市民・中小事業者の役割  ~市民・企業・行政で考える脱炭素社会とSDGsで描く川崎の未来~ 臨海部の脱炭素と川崎の未来  臨海部の脱炭素転換は日本の産業の生き残り=Just Transition (公正な移行)  産業の発展は私たちの生活と直結=次の未来を実現する川崎 講演者写真 地球環境戦略研究機関(IGES)上席研究員 藤野 純一氏 川崎市臨海部国際戦略本部 カーボンニュートラル推進担当課長 江崎 哲弘氏 日崎工業株式会社 代表取締役 三瓶 修氏 川崎市地球温暖化防止活動推進センター長 庄司 佳子 2ページ 小学生 春休みエコ体験教室 会場 高津市民館 昨年はコロナの影響で開催を見合わせていた「小学生 春休みエコ体験教室」 ですが今年は復活、多くの子ども達の笑顔に出会えた2日間でした。 3/23(土) 地球にやさしい“燃料電池”を体験しよう 講師 省エネグループ ドングリであそぼう!カレンダーを作るよ 講師 川崎サバイバル 木っ端を活かした積み木アートワーク 講師 Sanodesign & DELETER アルソミトラの種をまねたグライダーを作って飛ばしてみよう 講師 川崎市地球温暖化防止活動推進センター 国産端材で“マイ箸”作り 講師 JECTO 株式会社 パラパラアニメマシーンを作ろう~アニメの原型の回転台付パラパラ漫画 ~ 講師 認定NPO法人おもしろ科学たんけん工房 3ページ 3/24(日) 国産材でネームプレート作り 講師 グリーンコンシューマーグループかわさき イースターエッグやうさぎを作ろう 講師 川崎市で木育を広め隊 色の変わるハーブティーを使って色水実験を楽しもう 講師 川崎市地球温暖化防止活動推進センター 親子エコ体験クラブ 2023年度 親子エコ体験クラブは楽しかった 親子エコ体験クラブでは、小学生と保護者が一緒に楽しみながら、エ作や実験を通して環境のことを学ぶ講座として、6月から3月まで6回シリーズで実施しました。 ほぼ隔月の日曜日午前というスケジュールもよかったという声が多く、親子17組の中ですべての回に参加した親子は6組でした。 実施にあたって、子育て世代の推進員の協力もあり、クイズや工作、見学、実験など、すべての回が好評で、また参加したいという声も多数ありました。 写真 修了式集合写真、最終回での登り人形競争 「環境出前授業実績」 2023年度実績 9,810人 環境出前授業は当センターと川崎市地球温暖化防止活動推進員からなる6つのプロジェクトが実施しています。 小学校・中学校・高校以外にも、こども文化センター、町内会、寺子屋でも授業を行っており、それらも含めると参加人数は9,810人(大人含む)と大変多くの方にご参加いただきました。 参加人数 小学校 5,987人 中学校 3,094人 高校 15人 こども文化センター 483人 寺子屋 125人 町内会 106人 4ページ テーマ展示 住まいの断熱 「住まいの断熱」をテーマに1月から3月まで展示を実施しました。 特に「窓」の対策が重要であることを、株式会社リブワークスより内窓効果がわかる実機をお借りし、展示しました。 また講座では、2月3日(土)に株式会社LIXILの「住まいStudio」にて昔の家・今の家・これからの家の断熱性能の違いを体感する見学会を実施。 参加者からはこれからの家の快適さに驚く声や、国から出ている補助金の活用について前向きな意見も出ていました。 3月10日(日) 南極シェフ 渡貫淳子氏講演会 ゴミは一切捨てられない南極で食品ロス対策に目覚める 女性料理人が極限の地で 見つけた暮らしの知恵 南極で目覚めたフードロス 3月10日(日)、グリーンコンシューマーグループかわさきは、高津市民館第6会議室で南極シェフ渡貫淳子氏講演会「ゴミは一切捨てられない南極で食品ロス対策に目覚める」を開催しました。 南極の自然、観測、気候変動の影響などのお話も交え、実体験に基づいたごみを出さない生活について、楽しく話してくださる様子には参加者がどんどん引き込まれました。 講演会の後のアンケートでは満足度100%! 食品ロス対策にますます関心が高まりました。 3月17日(日)第3回推進員研修会 「川崎市の最新施策について深く学びました」 川崎市地球温暖化防止活動推進員は現在75名います。 3月17日(日)に2023年度第3回目の研修会を開催しました。 テーマは川崎市施策の最新情報として、「マンションEV充電器設置の推進」 「臨海部カーボンニュートラルコンビナート構想」について担当部署から説明をしていただき、 推進員同士でこれらの情報を広めていくにはどうしたらよいかについて話し合いました。 また、合間の時間を活用して、川崎市映像アーカイブの環境に関する映像を昭和時代を中心に8本上映しました。 2月6日(火)脱炭素チャレンジカップ2024 「脱炭素チャレンジカップ2024」が2月6日(火)に東京大学キャンパス内の伊藤謝恩ホールで開催されました。 川崎市からは「前田記念武蔵小杉クリニック」がエントリーし、最終審査にノミネートされ、審査の結果、病院における脱炭素の取組が評価され「優秀賞」が授与されました。 特に「透析装置の再循環システムの改善」など、病院ならではの取組がとても印象的でした。 編集後記 早いもので、2023年度も最終号になりました。今年度は、頃間も第5類に移行したのに伴い、イベントの開催も含め色々なことが日常に戻りつつある一年でした。 来年度も脱炭素に向けた活動を精一杯頑張っていきたいと思います。 発行:川崎市地球温暖化防止活動推進センター 〒213-0001 川崎市高津区溝口1-4-1 ノクティ2 11F 高津市民館内 電話 044-813-1313 FAX 044-330-0319 メール office@kwccca.com URL https://www.cckawasaki.jp/kwccca/ ※川崎市地球温暖化防止活動推進センターは、川崎市から指定を受けた特定非営利活動法人アクト川崎が運営しています。 【開室日】水曜日から日曜日 午前10時から午後5時 【閉室日】月曜日、火曜日、年未・年始、高津市民館閉館日