CCかわさき

CCかわさき

Kawasaki city
川崎市地球温暖化防止活動推進センター エコ暮らし未来館

東京大学で食の安全に関するシンポジウムを開催


2010年9月7日、東京大学弥生講堂(東京都文京区)で、 食の
安全に関するシンポジウム
「食と科学 〜リスクコミュニケーション
のあり方」(主催:東京大学大学院農学生命科学研究科食の安全
研究センター、共催:味の素KKほか)が開催されました。
食の安全に関するシンポジウム(特別講演)
シンポジウムは、特別講演2つとパネルディスカッションの3本立て
で、元欧州食品安全機関コミュニケーション副部長 I・ファン・ヘーステ氏
からは、ヨーロッパにおける食に関する最先端のリスクコ
ミュニケーション
事例、サセックス大学教授 S・ハートリー氏より、英
国王立研究所が1825年から実施している子供向けの科学実験講座
「クリスマス・レクチャー」をもとに、植物の進化の歴史と人との関わり
未来について、現在食べられている穀物(小麦、トウモロコシ、米)の
育種改良を含め、ご講義を頂きました。

パネルディスカッションでは、西澤 真理子氏(リテラジャパン代表)の
司会のもと、特別講演者2名のほか、食の安全に関わる4名のパネリ
ストが、科学コミュニケーションの現状、科学リテラシー、科学コミュニ
ケーションとリスクコミュニケーション、リスク発信の問題点、食の安全
とメディアなどを切り口に、情報公開や科学教育の重要性、マスコミ・
消費者団体・企業の役割などにも及ぶ、活発な議論が交わされました。

味の素KKは、リスク管理と評価、そしてお客様との相互理解のため
に、今後もこのようなリスクコミュニケーション活動を継続していく必要
があると考えています。
食の安全に関するシンポジウム(パネルディスカッション)
パネルディスカッション風景。パネリスト:左から小泉 直子氏/内閣府 食品安全委員会委員長、
小出 重幸氏/読売新聞東京本社編集委員、S・ハートリー氏、・ファン・ヘーステ氏、阿南 久氏
/全国消費者団体連絡会事務局長、木村 毅/味の素株式会社執行役員品質保証部長