味の素ヨーロッパ(株)がフランスで木曽の古民家復元を支援
1998年、味の素KKは木曾山岳地方の古民家のフランス移転企画を
支援し、パリにある味の素ヨーロッパ(株)が2005年より社会貢献の
一環としてこれを引き継いできました。
当初、古民家はフランス国立人類博物館内で復元されましたが、博物館
の改修により、2009年撤去を余儀なくされました。
しかし、移築の支援はその後も続けられ、ルイ・ヴィトン社の協力で、パリ
近郊のブローニュの森の公園、ジャルダン・ダクリマタシオン
(Jardin d’Acclimatation)が新たな移築先に決まり、この夏、無事その
復元が完工しました。
これを祝う式典が7月28日に行われ、関係者一同、長年にわたる企画
大成の喜びを分かち合うとともに、日仏文化の更なる交流を祈念しました。
完工の喜びを分つメセナ、行政関係者。
建築家 降幡氏(後列右から3番目)、長野の大工一行(左)、プロジェクトリーダーの民族学者
ジャンヌ・コビー女史
(中央)、LVMHグループ総書記長ジャメ氏(前列左から4番目)、在仏日本
大使館 小川公使(前列右から2番目)、ヨーロッパ味の素(株)三宅社長(前列
左から3番目)など。
築150年(推定)の貴重な古民家が見事に蘇りました!
夏休みにパリを訪れる方は、足をのばして見に行かれてはいかがですか?